インド駐妻Diary

インド🇮🇳バンガロールの駐妻生活の日記

ヒンディー語講座🇮🇳を受けて感じた事

日本人会の女性バージョン🌸さくら会🌸のイベントに出席してきた。今回はヒンディー語講座。北インドで良く話されている言葉である。ここバンガロールではカンナダ語を話す人が多いが、インド全体では英語に続きヒンディー語が多い。

講師はJapan Travel Cafe Azukiのオーナーで、英語・カンナダ語ヒンディー語・日本語を話せるインド人女性である。彼女がヒンディー語を話せるようになったのは、子供の頃に映画館へ良く連れて行ってもらった経験からヒンディー語を覚えたとのこと😳✨なんて素晴らしい❗️映画を見ながら自然に身についたなんて、やはり子供の頃の経験は大きな財産となるのだ💖

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講座は2時間。初っ端から、呪文のような発音にみんな戸惑う🤣参加者一人一人の名前をヒンディー語で書くとどうなるかまでプリントしてくれていた😳

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上の棒線は、書いたり書かなかったり人によって違うらしい(笑)文字はもう分からない😂彼女によると、2015年現在 インド国内で話されている言語は12,500言語もあるとのこと😱そのうち、公用語として認定されているのは23言語❗️想像よりも多かった💦

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Namaste ナマステは知っている人も多いが、Hello、Good morning /afternoon/evening に当たり、昼夜問わずNamasteを使う。どうしてヒンディー語には、こんにちは・こんばんはという言葉が無いのか?

ここからが奥が深い…。ヨガを勉強している、又はしたことがある人は覚えているかもしれないが、サンスクリット語(古代インド貴族が使用した言葉)でNamaskar ナマスカーラというのは、礼拝の意味を持つ。英語で説明すると、I respect youという意味が込められているという事になる。『あなたを敬愛し感謝します🙏』という意味がヒンディー語の挨拶 Namasteには込められているということ。ではなぜ、初めて会った人にもNamasteと言って敬愛を表すのか?ここからは、インド哲学の話になってしまうが少しだけ聞いたことを説明すると、「わたし」というのは、両親、祖父母から繋がって今ここにいる。もっと辿っていくとこの世界、地球、宇宙の一部という事。人というのは、その宇宙のほんの一部でも体に宿っているのだから、『その一部である事に感謝し、敬愛します。』という意味を込めての挨拶なのだそうだ。だから昼も夜も関係ない。深いな…。

 

誰かの家に招かれた時や、どこかに行った際に、ようこそ、いらっしゃいました という時も、決まってホスト側が言う言葉があり、Khana ho Gaya? カーナ ホガヤ?ご飯食べた?と挨拶する。そこで、食べてないと言うと、食事を出すのが文化なのだそう😲この現象は、お寺で顕著に表れる。お坊さんは、朝晩 神様にお供え物をするが、実際には神様は食べない。なので、その時そこにいる人々に分け与えるというのがインドのお寺の風習としてあるのだそうだ。食べ物も「わたし」だけのものではないから、与えるのが当然という認識。

 

さらに、さようなら Good bye 👋 にあたる言葉も無い。いつも、また会いましょう!SeeYou!の意味でFir mileage フィルミレーンゲと言うとのこと。さようならは、死の時だけ使うのだそうだ。たしかに、さようならと言う時は少し哀しい気持ちになる時もあるから、じゃあ、またね!という意味を持つ言葉だけ使うのは気分がいい😌

 

こんな風に、言葉の背景まで勉強していると、ほ〜😳なるほど‼️と思う事がたくさんあり、またインドの奥深さを実感した。ちなみに、なるほど I see をヒンディー語でいうと、Achha アチャー と言う🤣 尻下がりで発音すると、あ〜なるほど という意味になり、尻上がりで発音すると、えっそうなの⁈と少し驚きの意味が含まれる。笑ってはいけないが、笑ってしまう😂これまでだけでもかなり頭がいっぱいになるが、旅行で使えるヒンディー語をたくさん教えてもらえて良かった🎉少しでも、ヒンディー語で話をすると、現地の人には喜んでもらえるのだ✨

講座の合間には、Azukiで作っている和菓子とお茶を頂いた😍

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久しぶりの和菓子🍵🌰 頭を使ったのでペロリと全部食べてしまった😋程よい甘さで美味しかった〜😍私だけ和菓子を食べると主人がすねそうなので、お土産を買っておいた。久しぶりの餡子、喜んでもらえますように!